日常生活について
重症筋無力症(以下、筋無力症と略す)の症状は、眼瞼下垂や複視、手足や首の脱力、咀嚼やえん下困難など様々に現れて患者を悩ませますが、これらの症状は、胸腺摘出術など適切な治療を受ければ次第に軽減していくものです。しかし、治療後も何らかの症状が後遺症として残り、慢性化して日常生活の中で、いろいろな困難を来す場合が少なくありません。そこで、患者は、その時々の症状に合わせて、快適な日常生活を送るための工夫や注意を様々にしています。また、筋無力症に適したリハビリテーションによって、少しでも症状を改善していく努力が必要です。
*注:“重症筋無力症”が医学的・公的には正式名称ですが、患者の生活レベルでは、重症を取って単に“筋無力症”という名称を使っています。
